5日金曜日、毎日新聞の夕刊
タイトルは点字ブロックに盲点
一面トップ
(サクッと内容)
歩道中央に点字ブロックが綺麗に入ってる
色、模様のブロックで調和が取れてるように見える
しかし、弱視の人には歩きにくい
ブロッックの凸凹よりデザイン優先傾向が強くなっているためだ
点字ブロックと言えば国土交通省の指針で 原則黄色と
され、06年施工のバリアフリー新法下でも踏襲
しかしながら、道路と点字ブロックの同系色が多く
弱視の高齢者から見えにくく足を滑らせたとかの苦情が多い
ほぼ毎年全国各地から改善要求が出ている
そもそも見えづらさを抱える人はどのくらいいるのか
日本眼科学会によると09年公表の調査で障害者手帳を取得していない人も
含めて視覚障害者数は164万人(07年時点)
うち失明していないが左右で良い方の矯正視力が0.5未満の人は約145万人
(ロービジョン)全体に約9割にのぼる
当時の予測値で視覚障害者数は20年に197万人、30年に201万人に達する
としてる
成蹊大学の大倉元宏名誉教授(人間工学)は
一般的には視覚障害者というと全盲というイメージがあり
大半がロービジョンという実態が理解されていない と語ってる
なるほど
視覚障害者団体と親しくしてきたが、大半がロービジョンとは知らなかった
それこそ、NPO設立まも無い頃に、視覚障害者団体のトップと話したときに
色覚障害の数320万人に 多いな〜 それは何とかしないとだめ
と言われ、協力していくよ と言われたことを
今更ながら、思い出した
色覚障がいの方々も内容は1人ずつ違うので、見え方はバラバラだ
人の体の内容は実に緻密に1人づつできてるんだな
視覚障害だけでなく色覚しょうがいにも目をむけてほしいと切に願ってる